機能安全分析・設計統合ツール Safety Office X2
機能安全開発ツールを一つに
シームレス環境により開発効率UP
Safety Office X2(SOX2)は、機能安全開発のコンセプトフェーズ、システムフェーズ、HWフェーズ、 SWフェーズの設計工程(一部)、および安全分析をまとめてサポートします。
SOX2は、全世界で使用されており、大手自動車部品サプライヤにも本格導入され、機能安全分析・設計統合ツールの決定版とも言えるでしょう。
※SOX2:ドイツEnCo Software社社(ドイツ ミュンヘン)製ツール
※株式会社ヴィッツはSOX2の販売代理店(国内)担当
機能概要
● 要求定義、設計をサポート
製品のアイテム定義、機能安全コンセプト、機能安全要求、技術安全コンセプト、技術安全要求の作成をサポートします。
● 機能安全分析をサポート
ハザード分析、リスクアセスメント、FMEA、FTA、FMEDAをサポートします。
● 開発データを一元管理
要求、設計情報、ダイアグラム、安全分析結果など、各工程開発データを同一データベースとして管理します。
これにより、工程間においてデータの再利用が可能となり、データ再入力が省略できます。
また、工程間においてデータ一貫性が維持されます。データを変更(修正)した際、他工程と共有するデータが存在する場合、自動的に反映されます。
● 安全分析データを自動生成
SysML/UMLライクなダイアグラムからFMEAを自動生成することができます。
また、FMEAからFTAを自動生成することができます。
● IEC62380、SN29500のHW故障率カタログデータベース内蔵
HW故障率のカタログをデータベースとして内蔵していることにより、
HWコンポーネントの故障率計算をサポートします。
● グラフィカルなトレーサビリティ管理
要求をドラッグアンドドロップすることでトレーサビリティ情報を作成します。
● 対応する安全度水準
ISO26262(ASIL)
IEC61508(SIL)
ISO13849(PL)
Ver3.0 製品版追加機能
Ver 3.0 製品版がリリース(2017/2/20)されました。
Ver 3.0 では以下の機能が追加されました。
● マルチユーザ機能
クライアントサーバ環境構築により、複数人で同一プロジェクトを同時に編集することができます。
● 影響分析サポート機能
機能および故障モードを変更した際、変更内容が影響をおよぼす箇所を表示します。
● SysML/UML記述機能
SysML/UMLによるモデリングをサポートします。
※一部未サポート
● 変更履歴
ドキュメントの変更をすべて記録します。
● プロジェクトのエクスポート
指定した日付のプロジェクトをエクスポートすることができます。
● トレーサビリティマトリックス
工程間データのトレーサビリティ情報をマトリックス表示します。
● ASILデコンポジションサポート機能
設計エレメントのASILデコンポジションをサポートします。
モジュール
SOX2は、複数のモジュールで構成されています。用途に合わせてモジュール単位購入が可能です。
モジュール名 |
用途 |
REQUIREMENTS |
要求定義 |
HAZARD & RISK ANALYSIS |
ハザード分析&リスクアセスメント |
SYSYTEM DESIGNER |
UML/SysMLによるモデリング |
FMEA |
FMEA |
FTA |
FTA |
FMEDA |
FMEDA |
BOM |
ハードウェア部品の故障率を計算 |
SOX2のISO26262カバー範囲
SOX2のモジュールとISO26262の対応関係を示します。

主な仕様
最新バージョン |
SOX2 Ver3.0.3 |
システム要件 |
OS |
Microsoft Windows 7/8/10 (64-bit)
※32bitはご要望に応じて対応します。
|
メモリ容量 |
4GB(最低)
8GB(推奨)
|
ハードディスク容量 |
500MB |
試供版
Ver3.0 試供版を無償配布しています。ご要望の方はお問い合わせください。