Owls -Automotive Protection Package-

Owls -Automotive Protection Package-
"Owls -Automotive Protection Package-"は、複数ECUの統合化により部品メーカ間の設計思想・仕様の不整合を解決することが可能になります。ソフトウェアプラットフォームに"Owls -Automotive Protection Package-"を用いることで、OS上で動作するアプリケーションソフトウェアにバグがあった場合に、そのバグに起因する障害がOS自身や他のアプリケーションに波及するのを防ぐ事が可能となります。
"Owls -Automotive Protection Package-"を利用することで:
1. 既存の専用ECUソフトウェアを、共通ECU上に統合し一つのアプリケーションとして稼動させるため、搭載ECUの削減に繋がります。⇒ ワイヤーハーネス重量、コストも削減=車両重量が軽減され、燃費向上に繋がります。
2. 潜在しているバグが早期に発見できます。また、アプリケーション毎に必要な信頼性レベルまでの検証でよくなります。⇒ ソフトウェアのテスト期間の短縮・テストコストの削減に繋がります。
3. システム内の致命的な障害を防ぎます。⇒ 例:アプリケーション誤動作からシステムにおける重要な機能・データを守ることが可能になります。
メモリ保護機能と時間保護機能という2種類のアプローチを取っています。
対応ハードウェア:
・ルネサステクノロジ社製 M32RⅡ、M32C
保護機能の有用性
自動車制御システムの現状と課題
近年自動車制御システムの高機能/高性能化(省エネルギー、低排気ガス、安全性・利便性の向上)により、自動車一台あたりで使用するECU数の増加、それに伴うワイヤーハーネスの配線数の増加、ソフトウェアの大規模化が進んでいる。それにより次のような課題が挙げられる。
課題:
・ソフトウェア、ハードウェアの規模拡大・複雑化
・ソフトウェア開発・管理コストの増加
・車体重量の増加、コスト上昇、設置スペース不足
解決策の一つとして、複数ECUの統合化が試されているが、部品メーカ間の設計思想・仕様の不整合により統合制御が困難となっている。そこで開発プラットフォーム(ハード、ソフト)を整備し、その上でアプリケーションを動作させる。このソフトウェアプラットフォームである"Owls -Automotive Protection Package-"を用いることで、OS上で動作するアプリケーションソフトウェアにバグがあった場合に、そのバグに起因する障害がOS自身や他のアプリケーションに波及するのを防ぐ事が可能となる。

Owls -Automotive Protection Package-を利用することで
1. 既存の専用ECUソフトウェアを、共通ECU上に統合し一つのアプリケーションとして稼動させるため、搭載ECUの削減に繋がる。⇒ ワイヤーハーネス重量も削減=車両重量が軽減され、燃費向上に繋がる。
2. 潜在しているバグが早期に発見できる。また、アプリケーション毎に必要な信頼性レベルまで検証すればよい。⇒ ソフトウェアのテスト期間の短縮・テストコストの削減に繋がる。
3. システム内の致命的な障害を防ぐ。⇒ 例:アプリケーション誤動作からシステムにおける重要な機能・ データを守ることが可能。
Owls -Automotive Protection Package-の特徴
TOPPERS Automotive Kernel Release 1.0 を基本OSとして開発
・OSEK/VDX Operating System Specification 2.2.1 準拠
・OSEK/VDX OSEK Implementation Language(OIL) Version 2.5準拠
HIS拡張仕様を採用
・HIS Requirements for Protected Applications under OSEK Version 1.0 準拠
・HIS OSEK OS Extensions for Protected Applications Version 1.0 準拠
Owls -Automotive Protection Package-用MODISTARC検証
MISRA-C:2004対応
保護機能
・メモリ保護、時間保護という2種類のアプローチ
時間保護機能概要
時間保護
・時間保護ではタスクがあらかじめ設定された実行時間に対して、時間内に動作完了を行っているかを監視。
監視メカニズムは時間監視方式(デッドラインモニタリング)
※タスク起動とともに時間監視を開始し、タスクが設定時間内に終了しなかった場合はデッドラインミスとしてアプリケーションへ通知。

メモリ保護機能概要
メモリ/オブジェクト保護機構

メモリ保護
アプリケーション単位で、他のアプリケーションからのメモリアクセスを制限もしくは排除する。アプリケーションは設定された領域以外の領域にアクセスすることは出来ず、領域外に対してアクセスを行った場合、メモリアクセス違反を検知し、アプリケーションへ通知する。
※メモリ保護を実現するためにMPU(MemoryProtectionUnit)を実装したマイクロコンピュータへの実装を前提として設計されている。車載ソフトウェアの特徴である静的マッピングを利用し、アドレス変換を用いない。
オブジェクト保護
タスク、ISR、アラーム、リソース等のオブジェクトは所属アプリケーション情報とアクセス許可アプリケーション情報により保護機能管理する。許可されていないオブジェクトへアクセスした場合は、各APIの戻り値によりアプリケーションへ通知する。
メモリ領域保護概要図
特徴
1. アクセス属性を持つことにより、R/W/Xによる保護が可能
2. タスク毎に切り替えたいのはスタック程度と考えているが、所有領域をタスク毎に管理すれば、タスク単位での保護が可能
3. 領域データは静的に決まるため、タスク切替時に書込みのみで良い(アドレス変換は不要)
販売価格
600万円~ (製品フリーライセンス)


