2020.08.25
イベント情報

ESTOC2020 (Embedded Systems Technology Open Conference) をオンライン形式にて開催致しました。

例年、行っておりましたカンファレンスを初めてオンライン形式にて開催いたしました。
沢山の方々にご参加いただき、ありがとうございました。

テーマ : MaaSをビジネスに
~ 要素技術は揃った、今こそサービスとして走り出すとき ~

日 程 : 2020年8月20日(木)13:00~17:30

内 容 :

◇名古屋大学 モビリティ領域 交通・社会分野  森川 高行様
「自動運転時代を見据えた非都市域モビリティサービスの構築」
中山間地域、オールドタウンなどの交通が不便な地域を対象したモビリティサービス
「モビリティブレンド」の紹介をしていただきました。
モビリティブレンドとは、どのような考え方なのか、どのような効果があるのかをはじめとし、
そこで将来的に走行させる「ゆっくり自動運転」の実証実験についてご説明いただきました。
具体的な活用方法を交えていただき、未来の街の様子を想像することができました。

◇北海道北広島市 企画財政部 ボールパーク推進室 山本 真伸様
「雪国における自動運転の課題と可能性」
北広島市に開業予定のボールパークについての紹介を、動画を交えて紹介いただきました。
北海道特有の気候によって生じている交通課題についてお話いただきました。
参加者の多くは、冬季の北海道での生活経験がないため、現場を知る良い機会になったと思います。
また、ボールパーク開業にあわせて北広島市が考えている交通課題の解決策、
ヴィッツと一緒に行っているプロジェクトについてもご紹介いただきました。

◇株式会社ヴィッツ
「持続可能な地域密着型 Town MaaS」
当社がどのような考えでMaaS事業を行っているのか、当社のMaaSコンセプトを紹介させていただきました。
持続可能なMaaSを実現するために、どのような考えをもっているのか、
北広島市様と一緒にどのようなことを実現しようとしているのか、について紹介させていただきました。
少しでも当社の考えを理解していただけていれば幸いです。

◇株式会社ジャスミー 佐藤 一雅様
「ブロックチェーンによる情報の民主化の到来と個人情報管理プラットフォームの展開」
ブロックチェーンとはどのような技術であるのか、それによってどのような世界が訪れようとしているのかについて
丁寧にわかりやすくご紹介いただきました。
私たちのもつ情報の取り扱いについて考えさせられる時間となりました。

◇JARI 一般財団法人日本自動車研究所 谷川 浩様
「自動運転実用化に向けた安全性評価に係る取組み動向」
自動運転の実証実験が各地で行われている中、「安全性評価」についてお話いただきました。
課題解決に向けて、シミュレーションの利用についてご紹介いただいたり、
協調してテーマに取り組んでく必要があることなどを写真や具体例を交えてお話いただきました。
講演後の質疑応答には、活発に議論を交わす場面もあり、参加者の皆様には有意義な時間となりました。

資 料 :

講義の資料は、参加者いただきました方限定で、ご覧になることができます。
参加者の皆様には別途、ご覧になることができるパスワードをご連絡致します。
1.森川 高行様
 「自動運転時代を見据えた非都市域モビリティサービスの構築」  
2.山本 真伸様
 「雪国における自動運転の課題と可能性」
3.土田康雄
 「持続可能な地域密着型 Town MaaS」
4.佐藤 一雅様
 「ブロックチェーンによる情報の民主化の到来と個人情報管理プラットフォームの展開」
5.谷川 浩様
 「自動運転実用化に向けた安全性評価に係る取組み動向」 

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  お問合せ
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  以下のメールアドレスまでお願いします。
  ESTOC2020事務局 estoc2020-secretariat@witz-inc.co.jp
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