2015.02.25
イベント情報

バーチャル技術はここまで進化した ~モデルベースが実現するバーチャル環境の凄さ~

ヴィッツプライベートカンファレンス ご来場、誠にありがとうございました!

2015年2月15日(月)に、「ヴィッツプライベートカンファレンス バーチャル技術はここまで進化した ~モデルベースが実現するバーチャル環境の凄さ~」を開催しました。 カンファレンスでは、自動車業界におけるモデルベース開発の動向をご紹介すると共に、ヴィッツが取り組むモベルベース開発である「先進運転支援システム(ADAS)」「シミュレーション環境構築」「形式手法」にフォーカスを当てて講演を行いました。 当日は107名の方にご来場いただき、盛況のうちに終了することができました。 ご足労いただいた参加者様、ならびに貴重なご講演をいただきましたご講演者様に、社員一同厚く御礼申し上げます。

カンファレンス概要

開催日程 2015年2月16日 11:00~18:00
開催場所 ゆうぽうと 7階 福寿の間
東京都品川区西五反田8-4-13
地図
プログラム

■11:05~12:05
【基調講演】
『車載制御システムシミュレーションの現状と今後 』
トヨタ自動車株式会社 制御システム基盤開発部
制御プロセス改革推進室 主査
細谷 伊知郎 様

■12:05~12:20
【ヴィッツ技術紹介】
『仮想環境を用いたADASの可能性』
先進基盤技術部 部長
大西 秀一

■13:30~13:45
【招待講演】
『ソフトウェア開発を加速するバーチャルプロトタイピング』
Australian Semiconductor Technology Company株式会社
代表取締役
吉澤 宏 様

■13:45~14:15
【ヴィッツ技術紹介】
『プラントモデル開発・シミュレーション環境構築の勘所』
先進基盤技術部 HILS開発室 室長
宮崎 真弘

■14:15~15:00
【招待講演】
『車載ECU開発におけるシミュレーション技術適用の取り組み』
パナソニック アドバンストテクノロジー 株式会社
大阪開発センター 開発第一グループ グループ・マネージャー
磯貝 典仙 様

■15:15~15:30
【招待講演】
『実機なしでAUTOSARアプリケーションを開発可能とする仮想ECU環境VSI』
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
テクニカル・セールス本部 Front-endソリューショングループ
小山 洋 様

■15:30~15:45
【ヴィッツ技術紹介】
『形式手法とシミュレーション技術によるモデル開発』
先進基盤技術部 札幌事業所 所長
和田 学

■15:45~16:25
【招待講演】
『次世代を見据えたソフトウェア開発新技術への取り組み』
アイシン・コムクルーズ株式会社 技術統括部 部長
(兼)走行安全技術部 部長
鬼頭 正広 様

■16:40~16:55
【招待講演】
『LABCARによる効率的なハードウェア・イン・ザ・ループ(HiL)テスト』
イータス株式会社
テクニカルセールス&サポート部
張 朝立 様

■16:55~17:35
【特別講演】
『モデルベース開発(MBD)の動向と課題』
dSPACE Japan株式会社
ソリューション技術部 テクニカルフェロー
佐々木 茂 様

カンファレンス当日の様子

【基調講演】 『車載制御システムシミュレーションの現状と今後 』

現在の自動車開発におけるシミュレーションの活躍の場と今後シミュレーションに期待される要件について 事例を交えてご講演いただきました。

先進運転支援システム(ADAS)による自動走行技術や、先進安全システムの分野で求められる技術や試験要件をお話しいただきました。 先進技術開発に使用可能なシミュレーションとするためには、人や他車、道路などの環境模擬に加え、天候(雨、雪、霧など)や 物体の影なども模擬が求められています。このような周辺環境の模擬は、ゲーム開発分野が技術力を持っており、 安価で公開している技術もあるため、上手く活用・連携することでADASを加速させることができるのではと仰っていました。

【招待講演】 『ソフトウェア開発を加速するバーチャルプロトタイピング』

仮想シミュレーション環境「VLAB」についてご説明いただきました。
仮想環境における開発のメリットを、プラントモデルとの接続で協調シミュレーションを例に解説いただきました。
今回の事例は、VLAB を用いることにより実機とほぼ同一のコードが実行でき、開発の効率化が実現できたという内容で、 ツールの実行例を示していただきました。

【招待講演】 『車載ECU開発におけるシミュレーション技術適用の取り組み』

弊社と共同開発したHILS構築事例をご紹介いただきました。
HILSのシステム提案からシステム構築、実際の制御開発で実施する検査の自動化まで、ヴィッツがサポートさせていただいた事例です。 これにより検査工数を約60%削減できたということです。
その他にも、自動車開発やスマートハウスの開発に適応したMBD開発事例を紹介していただき、シミュレーション技術の重要性を お話しいただきました。

【招待講演】 『実機なしでAUTOSARアプリケーションを開発可能とする仮想ECU環境VSI』

仮想ECU開発環境「VSI」についてご説明いただきました。
「VSI」は実機なしでAUTOSARアプリケーションを開発できる開発環境です。仮想開発環境でのソフトウェア実行のメリットを、 自社製品を例に早期開発着手や制御可能なプラットフォームなど、紹介されました。
また、活用例として、システムインテグレーションやソフトウェア検証、パフォーマンスの最適化を取り上げていただきました。

【招待講演】 『次世代を見据えたソフトウェア開発新技術への取り組み』

車載組込みソフトウェアの大規模化に関する課題と、対応する新しい開発手法について、具体的な適用事例を交えて講演いただきました。

10倍/7年の傾きで大規模化する車載組込みソフトウェアに対し、従来の開発手法では開発コストや品質の確保が困難となる未来予測を お話しいただきました。この問題の解決案として、MBDの適用方法と恩恵を、適用事例を基に解説いただきました。
また、もう一つの解決案として形式手法を挙げ、弊社と実施したケーススタディを例に、開発の品質向上に効果がある根拠について お話しいただきました。

【招待講演】 『LABCARによる効率的なハードウェア・イン・ザ・ループ(HiL)テスト』

LABCARによる効率的なHILテストについてご説明いただきました。
LABCARの主な特徴である、HILテストにおける親和性の自動車の開発に特化した高精度と柔軟性を両立させたI/Oを解説いただき、 効率的な開発を実現させるためのひとつの方法を示していただきました。

【特別講演】 『モデルベース開発(MBD)の動向と課題』

MBDを導入するにあたっての基礎的な知識と注意点、そして車載組込みソフトウェアにおけるMBDのトレンドについて講演いただきました。

MBDの経験がない方にもわかるよう、MBDによる一般的な開発方法を、用語の解説も交え詳しく解説いただきました。 また、導入する際に注意すべき問題として、後行程を考慮したモデル作成の重要性や、モデルと現実世界の誤差(時間・量子化) についてもお話いただきました。
上記以外にも、車載組込みソフトウェア開発に携わる方に対し、燃費(HV・EV)、安全(ADAS・Functional Safety)、 接続性(FMI・ASAM)をキーワードとしたMBDのトレンドについて解説いただきました。

ヴィッツ技術紹介

弊社スタッフより、MBDに関連する技術紹介を行いました。

『仮想環境を用いたADASの可能性』では、加速するADAS開発の現状と、ADAS開発 で必須となる仮想環境の課題、そして弊社の解決案についてご紹介しました。

『プラントモデル開発・シミュレーション環境構築の勘所』では、弊社の業務事 例を基に、HILSやSILSを導入するうれしさや、導入時に気を付けるべき点につ いてご紹介しました。

『形式手法とシミュレーション技術によるモデル開発』では、形式手法とMBDの 接続方法について、FMIをキーワードに、弊社の業務事例も交えてご紹介しました。

モデルベース関連開発ツールデモ

懇親会の様子

ヴィッツは、半歩先の新技術をいち早く習得・確立し、 皆様の課題解決のお役に立てるよう、最適なソリューションをご提供して参ります。
引き続き、ご支援、ご指導を賜わりたく何卒宜しくお願い申し上げます。

今後の「ヴィッツプライベートカンファレンス」もどうぞご期待下さい!

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