事業・技術

ヴィッツの自社開発製品「SF Twin」製作の裏話。実際の開発現場を教えてください!

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ヴィッツでは、仮想空間技術を活用し、デジタルツイン上で協働ロボットのティーチング作業を実現するソフトウェア 「SF Twin™ Cobot」の販売を 2023年4月18日より開始しました。
リリースにあたって、開発を担当した月森さん、岸田さんのお二人にお話を聞きました。

2007年入社 新卒 サービスデザイン事業領域
月森 悠太(つきもり ゆうた)

2022年入社 新卒 サービス実行推進室
岸田 悠希(きしだ ゆうき)

今までやったことのない仕事!
試行錯誤しながら進めました。

—さっそくですが、月森さんにご質問です。プロジェクトリーダーを担当されたとのことですが、開発にあたってどのような点が大変でしたか?

月森:
今まで携わっていた仕事は、特定のお客様がいて、そのお客様の実現したいことを形にする仕事がメインでしたが、今回のSF Twinは自社開発ということで、想定するユーザーに向けて、想定される要求を自分たちで想像しながら仕様を固めていくというところが大変でした。

­—想像しながら作る難しさはどんなところにありますか?

月森:
特定のお客様がいる場合、こちらが作ったものに対してすぐに評価してもらえますが、自社開発では作ったものをリリースするまでユーザーに評価してもらえないので、本当に良いものなのか、必要な機能なのかと、手さぐりで進める必要がありました。

—開発をする上で大事にしていたことはどんなことですか?

月森:
チームが直面している課題の解決にいくつか選択肢があった場合、「何がユーザーにとって一番嬉しいか」を最優先することです。費用面などで泣く泣く断念した点もありますが、ユーザー目線で考えて、できる限り最適と思えることを追求しました。

—SF Twin開発チームの雰囲気は?

月森:
立場や役割に関係なく、問題や気になった点はすぐに共有できるチームです!

—プロジェクトを振り返ってみていかがでしょう?

月森:
自分がこれが良いんじゃないかと思ったことをそのまま形にできるので、挑戦し甲斐がありました。現状はただ単に「作った」だけなので、ユーザーの評価がフィードバックされた後の活動こそが本番だと思っています!

右も左もわからない状態からのスタート。
先輩がいるから、不安はありませんでした。

—続いて、岸田さんに質問です。まだ入社2年目ですが、SF Twin開発メンバーにアサインされたときのお気持ちは?

岸田:
会社として初めての取り組みに携われることは光栄なことだと思いました。
アサインされた当時は研修中の身だったので、右も左もわからない状態でしたが、OJTをしてくれていた月森さんが一緒にプロジェクトにアサインされていたので、特に不安はありませんでした。

—岸田さんにとって、SF Twinの開発はどんな仕事でしたか?

岸田:
開発するものの「質」を意識して仕事をすることを学べた経験でした。
アサインされた当初は、わからないことのほうが多く、与えられた仕事をこなすことに精一杯で、「質」というところまで頭が回らなかったのですが、様々なテストを通して製品の「質」の重要性を知りました。

—技術的に難しかったところや大変だったことはありますか?

岸田:
UE4と呼ばれるプラットフォームを初めて使ったので、わからないことだらけでした。たまたま同期が業務で使っていたので、教えてもらうこともありました。

—本当にすべてが初めての経験だったんですね。わからないことは周りに聞きやすい環境なのでしょうか?

岸田:
チャットやミーティングですぐに聞けるような環境があります。常に上司や先輩がプロジェクトに関する話をしていたり、僕のことを気にかけて話しかけてくれたりするので、聞くのをためらったことがないです。

—チームの皆さん仲が良いんですね!

岸田:
仕事の話だけでなく、休み時間には趣味の話もします。僕も含めゲーム好きの人が多いので、新発売されたゲームの話で盛り上がったり。仕事ではまだまだ教えてもらうことのほうが多いですが、ゲームでは僕が先輩たちに教えることもあります!笑

—プロジェクトを振り返ってみていかがでしょう?

岸田:
大変ではありましたが、その分成長できたと思います。初めの頃はわからないことを聞きやすい環境というのもあって、すぐに周りに聞いてしまっていました。今ではまず自分で調べて解決したり、先輩に「こういうのはどうですか?」と提案したりできるようになってきたので、少しは成長できているのかなと思います。

—月森さん、岸田さんありがとうございました!

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