MBD (Model Based Development)
ヴィッツは約20年にわたるMBD開発経験がある国内でも有数の企業です。この経験を活かし、モデル開発や環境構築、MBD導入の支援まで、お客様が抱えるMBDに関する困りごとをワンストップで解決しています。
技術紹介
MBD(Model Based Development)とは?
MBD(Model Based
Development)とは、ソフトウェアの仕様検討や設計といった工程にシミュレーション技術を適用し、コンピュータ上で動作する「モデル」を用意することで、開発と検証を同時並行的に進める開発手法です。
日本では「モデルベース開発」とも呼ばれます。ソフトウェア開発にMBDを導入することで、以下のメリットが得られます。
MBDのメリット
フロントローディング
上流工程(仕様検討、設計)でシミュレーションを行いながら検討ができるため、仕様の曖昧性低減や仕様の不備を見つけることができます。その結果、下流工程(検査、評価)での手戻りが低減されます。

実機削減
試験用の実機が削減できるため、開発時間、開発費用が低減されます。

過酷環境の試験
人体に悪影響を与える環境や危険を伴う試験、機器の故障などの発生頻度の低い事象などをシミュレーションの条件を変更するだけで、人が安全に試験を行うことができるようになります。

近年、自動車業界ではOEM各社の車載ソフトウェア開発において当たり前にMBDが導入されるようになっております。そのことから、関連企業でもMBDを積極的に導入することが求められており、徐々に導入が拡大してきています。
また、自動車業界以外でも大規模な開発や検証を行う産業界を中心としてMBDの導入が進んできており、今後ますますMBDの普及が進んでいくと考えられます。
ヴィッツは非常に先進的にMBDを導入しており、約20年にわたるMBD開発経験がある国内でも有数の企業です。ヴィッツはこの経験を活かし、モデル開発や環境構築、MBD導入の支援まで、お客様が抱えるMBDに関する困りごとをワンストップで解決しています。
ソリューション
ヴィッツのMBDソリューション
ヴィッツの特徴は何と言ってもワンストップであることです。制御モデル実機に対してどのように動かすかの論理(制御則)を表したモデル。の開発や、プラントモデル実機(エンジン、車両、ロボットなど)の物理的挙動を再現するモデル。の開発、実機レス3D開発環境モデルや動作を3次元空間で可視化して開発・評価を行う仮想環境。ユーザーインタフェースや動作確認に活用されるの構築も可能ですし、統合的なシミュレーション環境の開発も可能です。また、MBDの導入支援や開発支援といった支援も可能です。
開発実績
弊社では10社以上のお客様に対して、多数のプロジェクト支援を行ってまいりました。
以下にその一部を紹介いたします。
※自動車業界での実績を紹介しておりますが、自動車以外の業務も可能です。お気軽にご相談ください。
制御モデル開発
プラントモデル開発
実機レス3D開発環境
シミュレーション環境開発
導入支援・開発支援